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ねこと嗅覚の話(【実験】ねこは飼い主のにおいがお好き?)

ねこはなぜ噛んでほしくないものほど噛むのか…また遊んでほしいものほど遊ばないのか…そんな疑問を解消するため実験してみました(^^


以前「ねことはじめてのものの話(はじめてのボールで遊ぶねこ)」の記事の中で
新しく買ってきたおもちゃにあまり反応を示さず、初見なのに噛みついても対して美味しくも面白くもなさそうなゲーム機やスマホにイタズラするのは(飼い主の)匂いが関係しているのではないか?同じものを二つ用意して一方に自分の匂いをつけ、もう一方はそのままにして同時にニケに与えて反応を見ればそのことが分かるのではないだろうか?
ということを書きましたが、実際やってみることにしました(^^それが今回の動画です。

たまたまクリスマス用に百均で買った小さい帽子が2個セットだったので、一つを一週間ほどなるべく常に持ち歩くようにして、もう一つはそのままにしておきました。

で、実験結果の詳細は動画を見ていただくとして…結果としては失敗しました(--;。最初にニケが向かったのは匂いのついてない方だったんですね~。

では結局のところ、ねこが興味をもって嚙んだり遊んだりするのは何に原因があるのか?ってことですよね。今のとこきまぐれ?としか言いようがないのですが…。
匂いでいうならねこの嫌う匂いをつければそれに近づかなくなるとは思いますが、常時匂いをつけとくのもなんですし、スマホなどにつけた匂いが自分にも移って近づかなくなったら悲しいですしね~。

どなたかわかる方ご教授お願いしますm(_ _)m。

さて、ねこと嗅覚の話です。今回は嗅覚だけの話にしておきます。

鼻の形状や匂いの分泌まで広げると切りがないので(^^;

・鼻の感度
わかりやすい比較として、ねこは人間の嗅覚の1万~10万倍といわれています(結構幅ありますねw)。ちなみに犬は100万倍だそうです。
・嗅覚と狩り
犬は獲物の匂いをかぎつけて追跡しますが、ねこは聴覚や優れた動体視力で獲物を発見します。では嗅覚は何に使うのかというと、捕まえたり発見したりした獲物が食べれるかどうか?の確認に使われます。
・嗅覚と食事
ねこは味覚のほうは人間に比べてそれほどでもなく、美味い不味いは匂いでの判断するところが大きいです。なので、風邪をひくなどで鼻が利かなくなれば食欲が減退します。(このへんは人間も同じですね~食事のおいしさには匂いが大きく影響しますね)
・温度の判別
人間は肌などの体感で温度を感じますが、ねこが温度を感じるのは鼻です。しかも0.2度刻みというかなりの精度で判別できるそうです(私は毛で判別してると思ってましたw)。夏場、家でもっとも涼しい場所を見つけるというのはこれによるのでしょうね(^^
・個体の判別
ねこは視力が良くなく(人間の0.3度くらいといわれています。かなりぼんやりな視界ですね)匂いで人や他のねこを判別してます。
なので飼い主が他のねこの匂いを付けた場合、威嚇したり攻撃したり、挙動がおかしくなったりします。飼い主の足や手にすり寄るのはこれによります。犬のようにおしっこをかけて縄張りを主張するマーキングとは違うものです。
・縄張りの判別
ねこは自分の匂いがあるところを自分の縄張りとして認識します。
・鼻以外にも匂いを感じる器官がある
フェロモンを感じる器官が口内の上顎にあり、ヤコブソン器官(鋤鼻〈じょび〉器官)といいます(実は人間にもあるそうですが退化(進化?)して無くなってしまったそうです)。
嗅覚は同じ匂いを感じてると慣れて認識しづらくなりますが、ヤコブソン器官は長期間同じ匂いを感じても慣れないという特徴があります。また、ヤコブソン器官で発生した神経信号も嗅覚とは別ルートで脳に届くそうです。ようはフェロモン=異性の匂いなので、繁殖はいかに食欲より重要であるか?を表しているともいえますねw。
この器官でフェロモンを感じると、目と口を半開きにして笑っているような表情になることがあります。これを「フレーメン現象」といいます。
ねこだとまたたびを嗅いだ時もフェロモンの匂いと認識し、このフレーメン現象を起こすことがあるそうです。

以上、今日のところはこんなとこで~。ねこの鼻や匂いに関しては、調べてみると色々億が深いので、またの機会に記事にしたいと思います(^^

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