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猫が初めて飼育された場所の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:941,942日目)

941,942日目です。久しぶりのねこにゃんクイズです(^^
このカード、近所の「おかしのまちおか」に売ってる50円くらいのチョコレートについてるおまけです。時々買います(^^

さて、今回のクイズは
「世界でねこを初めて飼育した場所はどこ?」
ですが、正解は
「キプロス島」
でした。
ちらっと動画でも解説したのですが、もうちょっと詳細を今回の記事にしようと思います。

車好きな人ならばよくWRC(世界ラリ-選手権)が開催される島として知ってるかもしれません。
地中海に浮かぶ四国の半分くらいの大きさの島で、2000年代初頭の調査で猫のお墓らしきものが見つかりました。
年代を測定すると9500年前、日本だと縄文時代にあたる年代でした。

今までは4,5千年前のエジプト王朝時代が猫を飼っていた一番古い時代とされてきたのですが、この発見でさらに倍近い古い時代から猫を飼っていたことがわかりました。

なお、なんで猫を飼っていたかわかったかというと
・キプロス島にはもともと猫科の動物はいない
・当時の船は小さいので、猫自身が密航して島に来たということは考えられない
・骨はまとまった状態で埋めてあった(もし食べて捨てた場合は骨はバラバラになる)
という理由です。

純粋なペットか、それとも船の貯蔵庫を守るためかはわかりませんが、船で運んでお墓に埋葬するくらいかわいがってたのでしょうね(^^

もともと猫は犬のように狼を品種改良して家畜化したわけではなく、農耕の収穫物を荒らすねずみを食べるために自主的に人間と共存するようになったそうなので、猫が初めて飼育された時代はもしかすると農耕を始めた初期(農耕の始まりは1万~2万年前と諸説あり)にまで遡るかもしれませんね(^^

以上、猫が初めて飼育された場所の話でした。

今日はこのへんでまた明日~(^^ノシ
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