スポンサーリンク

スポンサーリンク

猫のマイクロチップの話②(へそてんづくしな猫)


みんな大好き、へそてんずくしその④ですw
へそてんに関してはもう何度も語ってきたので、最近ちょっと気になった、猫のマイクロチップの話をします。

以前お話した「動物愛護法改正の話」と「猫のマイクロチップの話」の続きになります。

動物愛護法改正によって、販売するペットには飼い主や去勢の有無などがわかるマイクロチップのうめこみが義務化されることになりました。(施法から3年以内)すでに飼われている、または譲渡されるペットに関しては努力義務となります。

これでペットを捨てる人は躊躇するようになるでしょう。捨てた本人が特定できれば動物愛護法によって罰せられる可能性もあります。
これから飼う人も法的な責任を伴うということできちんとした判断で買うことになるでしょう。
ペットが迷子になった場合、マイクロチップの情報から飼い主が特定しやすくなり、誤って殺処分されることもなくなるでしょう。
めでたしめでたし…

…とはならないところが残念なところで、新たな問題が起きる可能性がでてきました。

・マイクロチップがない野良ペットは殺処分してもいいのか?
マイクロチップが入ってない動物は野良=飼い主がいないとして、殺処分されてしまう可能性があるという問題が浮上してきました。
現在より素早く、ペットから野良が判別できるようになれば、迷子は保護、野良は殺処分となる可能性があるというわけです。
実際のところ、マイクロチップが義務化してる地域ではそういう事例があるそうです。
これは生命倫理に関わる問題でもありますね。
現在、捨てペットは減少傾向にあり、動物愛護法改正や啓蒙活動によってさらに減るとは思いますが、こういう転換期には齟齬が生じることもありそうです。

・マイクロチップを確認しない、確認できない問題
マイクロチップはだいたい首筋の皮、猫を掴む時の部分あたりに埋め込むそうですが、年齢、成長によって動いたりする場合もあります。
そうなるとマイクロチップがどこにあるか分からない場合があります。
読み込む機械は手に持つタイプ(バーコード読み込むような機械)が一般的で安価で、ゲートタイプ(空港の金属探知機みたいな)のように全身を読み込むものは普及してないのが現状です。
また、読み込み機そのものがない場合もあるでしょう。
そうなった場合、埋め込んだのに見つからない、なので殺処分となったら飼い主としては納得がいかないでしょうね。

・マイクロチップの統一規格がない
これはこれから制定されるのでしょうか?メーカーごとに規格があり、読み込む機械もメーカーごとに読める、読めないがあるそうです。
その場合、やはり上記のような、マイクロチップを埋め込んでいるのに読み込めない、という事態もありそうです。

一つの新しいシステムが10の矛盾を産む…なんてセリフが昔のアニメにありましたが、そういう事態になる可能性もありますね。

自分としては鼻紋(鼻の指紋みたいなもの。牛はこれで管理するそうです)やDNA登録のほうがいいんじゃないかな~と思いますが…。

まあ私ごときが心配するより、賢い人がなんとかしてくれるでしょう

最後は投げっぱなしで以上、猫のマイクロチップの話②でした。

では本日の可愛い写真を~

今日はこのへんでまた明日~(^^ノシ

↓よろしければクリックしていただけると嬉しいです(^^
にほんブログ村 猫ブログへ

0 件のコメント:

コメントを投稿