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猫の腎臓病の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:763日目)


763日目です。ブラッシング気持ちよさそうでなによりです(^^
今回は特にネタがないので、今までの記事でちょこちょこ出てきた猫の腎臓病のお話をしようと思います。

猫の腎臓病はシニア猫の病気なのでニケはまだ先のことだと思いますが、備えあれば憂いなしです(^^

・腎臓とは
「腎臓は「老廃物を排泄する」臓器です。 また尿の濃縮機構を使って体内の水分量を調節したり、塩分やカリウムなどの電解質と呼ばれる物質の濃度を調整しています。」

・腎臓病とは
「腎臓が炎症を起こして線維化し、腎機能が衰え、最終的には機能しなくなる」

・猫は腎臓病にかかりやすい
「腎臓病にかかる猫は犬よりも多く、7歳以上のシニア猫のうち3~4割は腎臓病を患っていると言われています。

・なぜ腎臓病になってしまうのか?
「原因はよくわかってませんが、一説には、猫は元々砂漠の動物であったため、水分を有効に使うために尿を濃縮して排泄しています。それが原因で、犬よりも腎臓に負担がかかりやすいのでは、と言われています」

・腎臓病の症状
「腎臓の働きが悪くなると、水分バランスが悪くなるので尿の量が増えたり、水をたくさん飲むようになったり、脱水症状を起こしたりします。
また、排泄されるはずの毒素や老廃物が体内に溜まってしまうので、気持ち悪くなって吐いたり、口臭がします。」

・予防方法
「残念ながら、これと言った予防方法はありません。規則正しい生活を送っていても、腎臓病になる猫はいます。
 それでもやはり、良質な総合栄養食と新鮮な水を摂って、おやつは控えめに。そして定期的な健康診断を受けることが、まずは予防の第一歩だと思います。」

・腎臓病の治療方法
1,人間同様の「血管透析」
2,腹膜にチューブを挿して透析液を入れ、浸透圧で老廃物を引き寄せて流す「腹膜透析」
3,腎臓移植

1は血管透析の設備を持っている病院は少なく、費用も高額なため、継続して行うことは大変困難」
2,は「一般的な動物病院でも治療が受けられ、血管透析よりも費用はかかりませんが、腹部にチューブを入れたまま猫が生活しなければいけないため、感染症のリスクがあります。またチューブをいじらせないようにエリザベスカラーなどを装着しなくてはならないことから、猫にストレスがかかります」
3,は「大学病院などで行っているところもありますが、健康な腎臓を提供してくれるドナー猫をどうするか、などの問題もあります。不可能ではありませんが、現実的には難しいと思います。」

・腎臓病の薬
猫慢性腎臓病治療薬 ラプロス®は「腎臓が炎症を起こして線維化」するのを遅らせる効果がある薬です。2017年に認可され、今後の猫の腎臓病治療に期待を寄せられています。

猫の寿命は近年平均15年くらいだそうです。昭和の時代には10年程度だったので現在は随分寿命が伸びていますが、腎臓病の問題が解決すればさらに寿命は伸びるそうです。
猫は29年以上生きるとネコマタになるなんて言われてますが、ネコマタになる猫が多くなりそうですねw
猫の寿命が伸びればそれはそれでまた別の問題が出てきそうですがそれはまたの機会に…

以上、猫の腎臓病の話でした。
(参考は「獣医さんに聞く!猫の腎臓病 原因・症状・治療について」でした)

今日はこのへんでまた明日~(^^ノシ

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