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猫の腎臓病予防フードの話(へそてんづくしな猫㉗)

みんな大好き、へそてんづくし動画の第27弾です。
ニケはしょっちゅうへそてんしてくれるのでまだまだネタ動画はいっぱいあります。第50弾くらいまでストックありそうですw

さて、いい加減へそてんネタはブログ的にはないので別の話題を。しかしせっかくなのでへそてんネタのお話もしたいですね~なんかいいネタはないかな~?w

というわけでネットを眺めていたらビッグニュースが飛び込んできました。


たびたび話題になってる猫の腎不全の治療薬の続報です。猫のほとんどが腎不全にかかり、高齢の猫はそれが原因で死亡することが多いそうですが、画期的な新薬が東大にて開発され、これによって腎不全が治療可能になれば猫の寿命が今の倍、30歳まで生きられるようになるそうです。

「「ネコの宿命」とされる腎臓病にタンパク質「AIM」を利用する治療法を開発した東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授は、不活性状態にあるネコのAIMを人間と同様に機能させる物質を発見した。総合ペットフードメーカーのマルカンと協力し、その物質を含むドライフードを開発、3月に発売することが決まった。」

ついに市販化が決定です。かなり早い展開ですね~。

次にAIMってなんぞや?ってところから。

「ネコも人間と同じように、血液中にAIMを持っています。ただ、AIMは通常、IgMという大きなタンパク質に結合しています。人間の場合、体内でゴミが蓄積してくると、それに反応してIgMからAIMが外れ、炎症を抑える働きをします。」

ところが猫の場合は

「IgMにくっついたままでは、AIMのゴミ掃除機能は発揮できません。他の動物と違って、ネコ科の動物全般のAIMは、ものすごく強くIgMに結合する特徴を持っているからです。」

なのでAIMを活性化させる物質入りフードを食べさせることで、ゴミ掃除機能を発揮させようということだそうです。

今回発売のフードはどの程度効果があるかというと

「キャットフードを開発したマルカンと行った実験では、活性化物質入りのフードを1週間続けて食べたネコで、血中のAIMが数%程度活性化したというデータが取れています。」

数%?と思われるかもしれませんが、ゼロからなら数%なら全然マシかもしれません。
それにこのフードは腎不全の治療薬ではなく予防フードです。体内で大量のゴミが発生して手遅れになる前に、若い時期から定期的にこのフードを摂取すれば腎臓病によりかかりにくくなるというわけですね。また、軽症の場合は進行を遅らせる効果も期待できそうです。

このフード、3月発売ということらしいので、チェックしておこうと思います。

以上、猫の腎臓病予防フードの話でした。

今日はこのへんでまた明日~(^^ノシ

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