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猫の鳴き声が人間をメロメロにする理由の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:2349,2350日目)

2349,2350日目です。ブラッシング後にニケが満足したのかドヤ顔ですw
キレイに毛並みが整ったのが嬉しかったのでしょうか?(^^

さて、動画からはネタを得られなかったので別の話題を。
ネットを眺めていると興味深い記事を見つけました。


今まで普通に当たり前のように聞いてきた猫のにゃーですが、なぜ可愛く聞こえるのでしょうか?また、なぜそのような声で鳴くようになったのでしょうか?考えたこともありませんでした。
どんな理由があるのでしょうか?記事を見ていきましょう。

「猫を飼っているとよく「ニャー」と鳴くのを耳にしますが、猫は猫同士ではほとんどこのような鳴き方をしません。北アイルランド・クイーンズ大学ベルファストで動物行動・福祉学の講師を務めるグレース・キャロル氏が、人間と暮らす中で猫が鳴き方を変化させてきた歴史や、猫の鳴き声が人を引きつけずにはおかない理由を解説しました。」

そういや猫同士ではあんまりにゃーとは鳴きませんね。声を出す時は「フー」とか威嚇するときくらいです。にゃーと鳴くのは人間専用なのかな?w

「猫はもともと孤独に生きる動物で、猫の社会的な行動のほとんどは子猫時代に母猫と交流する時に限られてきました。これが変化したのは、約1万年前に定住生活を始めた人間との出会いであると考えられています。
人が特定の場所で暮らすようになると、ネズミがそこに住み着くようになり、これがネズミを食べる猫を引き寄せました。そして、順応性が高く人の気配を恐れない大胆不敵な猫が、食べ物に困らない生活の恩恵を受けて繁栄し、やがて人間と密接な関係を築くようになりました。
人間に便利な特性を持つように人が飼いならした犬とは異なり、猫は実質的に自らを家畜化したと、キャロル氏は指摘します。人間に慣れ、コミュニケーションできることは猫の生存に有利だったため、人間と一緒に暮らすのに適した猫の個体群が形成されていきました。」

人間が家畜化した犬は身体的にその犬種様々な姿が存在しますが猫は自ら家畜化したのでその姿は大きく差がないと言われてますね~。大きく変わったところはやはり鳴き声のようですね。それも遺伝子レベルで。

「このプロセスは、キツネを交配させたロシアの実験で裏付けられています。1950年代、ソ連の科学者であるドミトリ・ベリャーエフらは、人間への恐怖心や攻撃性がないギンギツネを集めて選択的に繁殖させました。
すると、世代を経るにつれてキツネはより従順で人になつくようになり、垂れ耳や巻き尾を持つなど見た目も犬に近くなっていきました。そして鳴き声も、攻撃的な鳴き方から人間の笑い声を思わせる「キャッキャッ」という鳴き方へと変化していったとのことです。」

上記を見るとやろうと思えばなんだかなんでも家畜化できそうですね~。気性が荒いことで有名なアライグマとかも家畜化すれば人間になれるんですかね~?

「キツネが数十年で鳴き声を変化させたように、猫も人間と過ごしてきた長い時間の中で鳴き声を変えていきました。そんな猫が参考にしたのは、人間の赤ちゃんです。生まれたばかりの赤ちゃんは親に世話をしてもらわないと生きられないので、人は赤ちゃんからの救難信号を敏感に察知しますが、猫はこれを利用するために鳴き方を工夫するようになりました。」

猫の鳴き声は確かに人間の赤ちゃんに似てますね。でも野良の子とかはどこで学んだんでしょうね~?まあ今は野良ちゃんでも先祖をたどれば飼い猫だった子もいただろうし、長い年月で遺伝子に刻み込まれたんでしょうね。

「もっとも、発声法を変えたのは人間も同じです。人間が赤ちゃんに話しかける際には、高めのピッチや誇張したトーン、言葉遣いの簡略化を特徴とする幼児語、つまり赤ちゃん言葉を使いますが、ペットの飼い主も赤ちゃん言葉を使います。」

そうですねw私もニケに対して赤ちゃん言葉で話してしまいますねw

「キャロル氏は「猫は長い時間をかけて、私たちの子育て本能に響く声を使うように進化してきました。また、私たちもペット向けの言葉を使っており、この双方向のコミュニケーションは人と猫が築いてきたユニークな関係を強調しています。この関係に勝ち負けがあるとすれば、勝者は人間の関心を引いて世話をしてもらえるよう適応した猫の方だと言えそうですが、猫の飼い主たちもまたこの関係に満足しているようです」と述べました。」

猫の生存戦略は可愛らしさ、なんてことも聞きます。このへん猫の戦略は完璧だったようですね(^^

以上、猫の鳴き声が人間をメロメロにする理由の話でした。

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