2816日目です。ニケがハンモックで寛いでいるところをあごなでです。
いい表情しますねw
さて、気になる記事を見つけたので今回はそれをネタにしましょう。それがこちら。
タダ飯を好むってなんだか印象悪いですねwまあ私も大好きですがwでは記事を見ていきましょう。
「動物の多くは、一般的に、ただエサを与えられるよりも、行動の結果としてエサを得られることを好みます。
しかし、米・カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)の研究によると、ほかの動物と違ってネコだけは、タスクのない「タダ飯」を好むことが明らかになりました。
ネコは「食べ物のために働かない」という性質を持っているのかもしれません。
・パズルは解けるけれど「タダ飯」を好む
この結果を聞いて、「えっ、動物はみんな楽して食料を得たいんじゃないの?」とお思いの方が多いでしょう。
ところが、これまでの研究によると、哺乳類や鳥類は、タスクの結果としてエサを獲得する方を好むことが分かっています。
具体的な実験では、イヌ、ブタ、クマ、ヤギ、マウス、ハト、およびヒトを含む霊長類を対象に、”自由に食べられる食事”と”パズルを解かないと食べられない食事”を用意したところ、すべてのグループが後者を選択したのです。(もちろん、好みに個体差はあります)
こうした動物たちの傾向は動物行動学の分野で「コントラフリーローディング効果(Contrafreeloading、以下、CFL)」と呼ばれています。
しかし、1971年に発表された小規模研究では、ネコだけがCFLを示さず、タダ飯を好むことが示唆されていました(Animal Learning and Behavior, 2013)。
そこで研究チームは、この結果を確かめるべく、17匹のネコを対象にCFL実験を実施。
室内で飼われているネコの前に、エサの乗ったただのプレートと、パズルを解かないとエサが手に入らないプレートを置き、どちらを選ぶか観察しました。
その結果、ほぼすべてのネコが、自由に食べられるタダ飯の方を選んだのです。
うち8匹は、パズルの方には一度も触れることなく、タダ飯にありついていました。
研究主任のミケル・デルガド氏は「パズルの方を選んだネコもいたが、大半はただのプレートからエサを食べていました。
それぞれのネコに装着した活動センサーを見ると、最も元気な個体でもタダ飯の方を選んでいたので、パズルを選択しないのは、彼らが怠け者だからではないでしょう」と述べています。
また、性別、年齢、パズル経験の有無にかかわらず、ネコたちはタダ飯を選ぶ傾向にありました。
ネコがパズルを選択しない理由については謎のままです。
彼らが賢いのは周知の事実ですし、パズル型のプレートのみを与えると、簡単に解いてエサを食べることが分かっています。
仮説の一つとして、デルガド氏は「ネコが獲物を待つように進化したことが関係しているのではないか」と推測します。
霊長類や哺乳類の多くは、自分たちの足で木の実や獲物を探しまわりますが、ネコは獲物を待ち伏せする動物です。
そのため、パズルのような能動的な採餌法は好みでないと考えられます。
あるいは、ネコを飼っている方ならお分かりのように、ネコは飼い主とあまりじゃれ合わず、ひと所に鎮座して、エネルギーを節約することの多い動物です。
ネコからすれば、パズルは簡単に解けるけれど、「こんな子供だましのお遊びには付き合ってられない」と思っているのかもしれません。」
面白い実験結果ですね。猫以外の動物は何らかの成果の結果目的を達成するのを好む一方で猫は成果を得られるなら経過はどうでもいいようですw
人間にもそういうところありますよね~。なんか、苦労しないで物を得るのはダメというか罪悪感があるというか…。人間にこの実験をしたらどうなるんでしょうね?やっぱりパズルを解いてから食べ物を得るのでしょうか?w
この習性、たしかに猫はありますね。昔ニケに「クリッカートレーニング」というのをやったことがあります。どんなトレーニングかというと
1、クリッカーをならして即エサ、おやつをあげる。
上記のことを一日5回程度(あんまりやっても猫は覚えてくれない)行い、クリッカーがなるといいこと(食べ物がもらえる)ということを覚えこませる。
2、クリッカー>エサの間にやってほしい簡単な芸(例えばハイタッチとか)はさむ。
3、最終的にクリッカーがなくてもハイタッチ(芸)、エサとなれば訓練完了
という音と褒美で芸を憶えさせるという訓練なのですが、ニケはもともと食の執着が薄かったのでこの訓練うまくいかなかったんですよね~w
どうも猫は一生思い通りにはなりそうにないですねw
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