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年齢を気にせずに猫と生活できる「永年預かり制度」の魅力の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:2124日目)

2124日目です。ニケがクッションにあごのせしています。
この気の抜けた格好、可愛いですね(^^

さて、動画からはネタが得られなかったので別の話題を。

ネットを眺めているとこんな記事を見つけました。


年を取るとどうしても寿命の終わりを意識してしまいます。新たにペットを飼いたくても、もしペットよりも先に自身の寿命が尽きてしまったら…と考えると躊躇してしまいます。
しかしながら、実際のところ野良猫、保護猫は殺処分するほどいるわけで、引き取りたくても引き取った猫の生涯まるまる面倒見れないようなら飼ってはいけないという風潮です。
まあご尤もな意見なんですが、そうなると1かゼロ、になってしまって結局殺処分される猫は今後も出てしまうのですよね~。
そこのところを改善できるのか?ということで記事を見てみましょう。

「北海道札幌市にあるNPO法人「猫と人を繋ぐツキネコ北海道」では、高齢者に保護猫を預ける「永年預かり制度」を実施しています。永年預かり制度とは、高齢者に保護猫を譲渡するのではなく、預けることで、万が一の際にはツキネコ北海道が猫を引き取る制度のこと。年齢を理由に猫の飼育を諦めていた方も、猫との生活を楽しめるシステムです。」

譲渡ではなく預けるシステムだそうです。何らかの事情で預かり先が猫を飼えなくなってしまった場合、このNPO法人が引き取ってくれるというわけで高齢者でも後顧の憂いなく猫が飼えるというわけですね。
もうちょっと詳しく内容を見ていきますと…。

1.年齢を理由に、猫を飼うことを諦めて欲しくない
「年齢を理由に、猫を飼うことを諦めて欲しくないと考えたことがきっかけです。私は今から20年近く前に保護猫活動を始めたのですが、当時は他の保護猫団体と同様に、60歳以上の方への猫の譲渡は断っていました。しかしお断りした方のなかには、「猫を譲ってもらえないのだったらペットショップに行って子猫を買ってくる」と言う方もいて、高齢者でも猫を飼う良い方法はないだろうかと悩んでいたのです。そこで猫を譲渡するのではなく、ツキネコ北海道に所有権を残して「預ける」形であれば、猫の寿命を考えずに猫との生活を楽しんでいただけるのではないかと考えました。」

ペットショップなら誰でもお金を払うことで猫を購入できますが、その人たちが必ずしも猫が寿命を迎えるまで飼ってくれるとは限らないですからね。特に高齢の飼い主は寿命や健康、財産等の理由でどうしても飼い続けることができない場合もありますしね。

「永年預かり制度」のメリットには、どのようなものが挙げられますか。
「やはり、年齢を理由に猫の飼育を諦めなくて良いことは、非常に大きなメリットではないかと思います。高齢になってから猫を飼いたいと考えても、譲渡を断られるケースは非常に多いです。その点、永年預かり制度は、もし飼えなくなった際には無条件で猫を戻せるため、入院や施設の入居などのリスクに備えることが可能です。

また、健康寿命を伸ばせる点もメリットの1つだと考えています。現在永年預かり制度を利用している方で、77歳の方がいらっしゃるのですが、猫を預かってからとても前向きに活動できるようになったと仰っていました。この方は早くにパートナーを亡くされて気力を失っていたものの、永年預かり制度で猫を飼い始めたことにより、仕事も精力的になり、生活にハリが出たそうです。永年預かり制度は、人にとっても猫にとってもメリットばかりの制度だと感じていますね。」

保護猫は譲渡先の条件もそれなりにあり、迎えたくても迎えられないということもあります。
ニケは野良猫してるところを保護したのですが、もし私が保護猫を譲渡してもらおうとしたらおそらく条件をクリアできず断られると思います。

また猫と、というかペットと一緒に暮らすことで生活にハリが生まれ、健康寿命が伸びるってことは私も実感するところです。ニケがいなかったら特に健康的な生活をしようとは思わず、もっといい加減に暮らしていたと思いますw

2.高齢者の方に猫を預けるうえで、気をつけていること
「高齢者だからといって、高齢の猫のみを渡さないようにすることです。永年預かり制度を開始したばかりの頃は、高齢者の方には落ち着いた高齢の猫が良いのではと考え、高齢の猫を中心に預けていました。しかし、預けた猫がすぐに看取り状態になってしまったことがあり、預かり者の方の非常に辛そうな様子を見て、高齢の猫だけを渡すことは間違っているのではと考えるようになったのです。現在は、できるだけ健康な1歳以上の猫をお渡しするように心がけています。」

年寄りに年取った猫を渡すと老老介護になってしまいますね…という冗談はともかくwすぐに看取り状態になってしまうのは悲しいですね。かといって子猫の状態ではお世話も大変でしょうしある程度育った1歳以上の猫を渡すようにしてるのでしょうね。

3.預かり者さんからの感想は?
「もう猫は絶対飼えないと思っていたから、こうして再び飼えてとても嬉しい」といったお言葉をいただくこともあり、こちら側としても非常に嬉しく感じています。現在永年預かり制度を利用して猫と暮らしている方で、最高齢は85歳です。その方は年齢を感じさせないほどお元気で、預かった猫をかわいがってくださっていますね。」

私もニケが寿命を迎えたらその後は猫を飼うことはないとは思います。その頃には私が新たに猫を飼うには私の寿命がちょっと足りないです…。でもこういう制度があるならちょっと検討の余地が出てきますね。

4.永年預かり制度を全国に広めたい
「永年預かり制度を全国に広めることです。できれば他の保護猫団体でも同じ制度に取り組んでいただきたいのですが、組織の規模がある程度大きくないと難しいようで、8年経っても全く広まっていないのが現状です。そのため、ツキネコ北海道が全国の方に猫を預けられるようになればと考えました。全国展開の取り組みはすでに動き始めていて、福岡や沖縄の保護猫団体と提携を始めたほか、今年に入って埼玉や千葉、大阪などにお住まいの預かり希望者さんから連絡があり、猫を預けることになりました。今後も一人でも多くの方や猫を幸せにするために、制度を広めていきたいと考えています。」

北海道だけかと思いましたが結構全国津々浦々ですね。もっと制度が広まったら良いなぁと思います(^^

以上、年齢を気にせずに猫と生活できる「永年預かり制度」の魅力の話でした。

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