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かわいいだけではないネコの側面の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:1840日目)

本日は2月22日、にゃんにゃんにゃんで猫の日ですね(^^
そういえばそうだな~という感じで特に用意はしていませんw

さて、そんなわけでネットを眺めてると猫関係の記事が普段より多いですね。そんな中から以下の記事をチョイス。


かわいいだけではない?というとなんとなくオカルト的な想像をしちゃいますね。では内容を見てみますと…。

「ネコが国際自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれる外来種で、日本の生態系に大きな影響を及ぼしているということです。」

あ、そうか猫って実は外来種なんですよね~。なんか普通にいるのですっかり日本の古来種みたいな気分になりますが間違いですね。

「ネコが「外来種」というのはどういうことなのでしょうか?
専門家は、元々、日本には沖縄の西表島と長崎の津島にしかネコ科の動物はおらず、いわゆるイエネコは1000年程前に中国から持ち込まれた外来種だと話します。」

離島とか小島とかにしかいなかったんですね~。むしろそれなら本州にもいそうなものですが…。

意外と日本に古くからいて日本の古来種って印象があるけど実は外来種って生物は結構いるらしく、例えば

・ニホンザル(学名: Macaca fuscata):ニホンザルは、日本に古くから生息しているとされているサルの1種ですが、最近の研究によると、実は朝鮮半島から移入された外来種だと考えられています。

・ヒメマス(学名: Oncorhynchus masou):ヒメマスは、北海道や本州の河川に生息している魚の1種ですが、実は、北アメリカ原産のニジマスと交雑して生まれた外来種だと考えられています

…え、ニホンザルなのに外来種なんだ…名前にニホンって付いてるのにwマスってどれも日本の古来種だと思ったけどそうでもないんだ…。生き物って難しい…。

で、外来種の問題といえば本来の生態系を荒らしてしまうことです。

「「世界には300種類ぐらいの希少種がいますが、ネコはそのうちの14%、約30種を絶滅させたとされています。」

ネコは狩猟能力が高く、捕食以外にも遊びで獲物を狩ることがあるため、生態系への被害が甚大だといいます。」

こうならないためにも、猫の室内飼いが重要ですね。もちろん野良猫も減らすようにしないといけません。

で、実際に野良猫が在来種に絶滅危機をもたらした事例として
「奄美大島と徳之島だけに住む固有種、アマミノクロウサギです。ウサギの特徴の長い耳はなく、ジャンプをすることもできません。

ウサギの中でも最も原始的な形態を残しているために「生きた化石」と呼ばれています。

ところが、人間が持ち込んだマングースや島の開発による環境破壊などで数は激減し絶滅危惧種に指定されます。

さらに追い打ちをかけたのがネコでした。
奄美大島には元々、肉食の哺乳類が存在せず、島の生き物はネコから逃げる能力を持っていません。

そのため、ネコに一方的に捕食されてしまい、アマミノクロウサギの推定個体数は、2003年には約2300頭にまで減りました。」
アマミノクロウサギは名前をしってるくらいのほわほわした知識でしたがこんなことになってたんですね~。

もちろんその後対策されて

「奄美大島ではネコから野生動物を守るための「ノネコ管理計画」を2018年から実施しました。
管理計画では、野外にいるネコを減らすために、森林や市街地に捕獲器を設置。捕まえたネコはそのまま保護され譲渡人を探すことになります。
また、野外にネコが増えないよう、飼いネコについては室内飼いを推奨し、マイクロチップの装着と屋外に出す場合は不妊去勢を義務化しました。
そして飼いネコの不妊去勢手術代の一部助成を行うなど、かなり先進的な取り組みとなっています」

こうした対策の結果

「マングースの駆除のみが行われていた2003年~2018年の15年間で増えたクロウサギの数は約11000頭ですが、ノネコ管理計画が始まった2018年~2021年の3年間では約6400頭と、大幅に増加しました。」

2021年には推定合計19500頭となったそうで約10倍ですね。ここまで増えればすぐ絶滅の心配はないのかな?

猫を飼うことは命を預かるというだけでなく、場合によっては環境にも悪影響を及ぼすということを頭にいれておかないとダメですね。

以上、かわいいだけではないネコの側面の話でした

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