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猫の足の秘密の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:1694日目)

1694日目です。ニケが平べったくなってます。
ぺったんこです。わたを抜いたぬいぐるみみたいですw

平べったくなる猫に関しては以前もネタにしたし今回新しいネタを拾えなかったので別の話題を。

ネットを眺めていたらこんな記事を見つけました。


昨日に続いて猫の秘密シリーズになってますねw記事を読んでいたらなかなか興味深かったので今回の話のネタにしようと思います。

・人間と猫の歩行様式の違い
「哺乳類の歩行様式には、「蹠行性(せきこうせい)」「趾行性(しこうせい)」「蹄行性(ていこうせい)」の3種類があります。歩行様式とは、歩く時の足の着き方のことを指します。

「蹠行性」とは、歩く際に地面に足裏の全面を着ける歩き方で、人間やネズミ、クマなどが該当します。「趾行性」とは、歩く時地面に指先だけを着ける歩き方で、猫や犬が該当します。「蹄行性」とは、歩く時地面に爪先(つまさき)だけを着ける歩き方で、馬や牛、鹿などが該当します。」

同じような文字なので見分けがしにくい…足偏の隣の字で見分けると楽ですね。

「体が大型化すると、歩く時の接地部位がどんどん足の先の方になっていく傾向があるというのは、意外な事実ですね。」

言われてみればそうですね。安定性から大型の動物は足を全面地面につけたほうが良さそうな気がしますが…。

「蹠行性の場合、接地部位が広く安定感があるため長時間の歩行にも耐えられます。一方、猫のような趾行性は、接地部位が狭く安定感がないために疲れやすく、長時間の歩行には向きません。
しかし短距離選手のスタート姿勢のような状態のため、いつでも俊敏に走り出すことができ、また獲物に見つからないよう音を立てずに歩くには良い構造だと考えられています。
こうして比べてみると、人間は蹠行性のまま二足歩行になり、自由に使える器用な腕と長時間にわたって安定して活動できる身体を手に入れ、猫は持久力はないものの、名ハンターとしてより効率的に獲物を捕まえるための能力を手に入れたと考えて良いでしょう。」

どちらも利点や長所短所があるのですね~。長い年月の生活様式や特性、性向から進化していったんですね。

・猫の「かかと」はどこ?
「私達人間は蹠行性のため、爪先からかかとまでを全て地面につけて歩いています。しかし、猫は趾行性のため、地面についているのは指先だけです。では、猫の「かかと」は一体どこにあるのでしょうか。」

図で見るとわかりやすいですね。


図で見ると前足は手根骨までが手、後ろ足は足根骨までが足になります。地面についてるのは指の部分だけですね。
こうしてみると足の部分長っ!って感じですね。人間的感覚だと足の部分は脛って印象です。逆に太ももの部分は隠れちゃって見えませんね。
人間と比べて猫は手の部分が小さい印象がありますが、これは逆に手を良く使人間の方が発達していて大きいのかもしれません。

・意外と知らない猫の足の秘密
1.前足と後ろ足で異なる長さ
「猫の骨格解剖図を見ると、前足よりも後ろ足の方が長いことにお気付きになるのではないでしょうか。
そのため、猫は普段後ろ足を折り曲げてかがんだような姿勢で過ごしています。しかし、この後ろ足の長さとずば抜けた筋力を活かして、体の10倍の高さを超えられるというジャンプ力を発揮したり、後ろ足を伸ばして体を大きく見せ、敵を威嚇したりできるのです。」

猫のジャンプの秘密は後ろ足にありか~。でも人間の足も腕に比べれば結構長いですよね~。でも野生の動物に比べてですが運動能力に優れてるとはいえませんよね。無用の長物となってるのでしょうか?

2.器用な猫の前足
「猫の前足は、人間ほどではありませんがとても器用です。前腕骨は、橈骨と尺骨という2本の骨で構成されており、この2本の骨は回内筋と回外筋という筋肉で繋がれています。
この回内筋と回外筋がとても発達しているため、猫は自分の前足をひねることができ、舐めた前足を使って顔の隅々までをきれいに毛繕いできるのです。この動きは、犬にも真似ができません。」

そういや猫はパンチも攻撃に使いますよね~。

3.出し入れ自在の爪
「犬の爪は常に外に出っぱなしですが、猫の爪は自由に出し入れできます。
猫の足先の構造を細かく見ていくと、中手骨の先に基節骨、その先に中節骨、更に先に末節骨があり、爪へと連なっています。しかし、中節骨と末節骨は靭帯で繋がれているため、普段は2本の骨が密着したような状態で爪が隠されるのです。
しかし、爪の下に付いている深指屈筋腱が深指屈筋に引っ張られることで靭帯が伸び、密着していた中節骨と末節骨が離れた状態になり、爪が外に飛び出すのです。
待ち伏せ型の狩りを得意とする猫には、音を立てずに歩ける隠せる爪が役に立ちます。しかし同じネコ科動物でも、待ち伏せせずに脚力で獲物を捕まえるチーターは、より速く走ることを優先して隠せない爪の構造に進化しました。」

爪を出さない利点って何かなと思ったら音を立てずに歩けるというのがあるのですね。逆に猫科でもチーターは爪が隠せないというのは知りませんでした。

4.猫は狭い場所も通り抜けられる
「猫の鎖骨は非常に小さく、どの骨とも繋がっていません。そのため、猫の前足の可動域は自由度が高く、木の幹や獲物の体を抱え込めるようになりました。
また狭い隙間を通る時にも、肩が引っかかりません。猫は自分の頭さえ通れば、全身を通り抜けられるような柔軟性を獲得したのです。」

こう考えると鎖骨がない方がいいような気がしますが調べてみると

「鎖骨は肩甲骨を介して、腕を身体につなぎとめる役目をしています。そして鎖骨のもう一方の端は、前に回って胸骨につながっており、この胸骨は肋骨を介して背骨へつながります。
つまり、鎖骨は、腕、肩、胸、背骨をつなぎ合わせ、その動きを連結し、助けているという重要な役割があります。私たちが腕を自由に動かすことができるのは鎖骨のおかげです。さらに首付近にある神経や血管などの循環器系も守る役割もあります。」

だそうなので、重いものを持ったり運んだり動かしたりに便利、ということでしょうか。

動物は骨一つとっても色んな意味や役割があるのですね~なるほど興味深いです。

以上、猫の足の秘密の話でした。

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