2789日目です。ニケを羽じゃらしで遊ばせました。
あんまりお気に召さない感じ?w
さて、なんかネタはないかなと「猫 羽」で検索すると、
というのが出てきました。猫羽さんって創作ではなく本当に存在する苗字なのですね~。
ちなみに
読み:ねこは,ねこま
全国人数:およそ10人
意味:近年香川県にみられる。「ねこ」には「根元や、そば、かたわら」「ねこの額ほどの土地」という意味がある。
だそうです。全国で10人程度しかいない希少な苗字のようですね。
面白そうなので他に猫がつく苗字があるのか調べてみました。といってもコパイロットに聞いてみましたwそれがこちら。
名前 読み 由来 主な分布 推定人数
| 猫田 | ねこた・ねこだ | 近江国蒲生郡猫田村の地名由来 | 滋賀・広島・福岡など | 約270人 |
| 猫塚 | ねこづか | アイヌ語由来説(nay・kot・kaの転訛) | 岩手に多い | 約270人 |
| 猫本 | ねこもと | 広島市の商人町「猫屋町」由来 | 広島(安佐南区中心) | 約160人 |
| 猫宮 | ねこみや | 石川県加賀の「猫宮」信仰由来説 | 北海道に移住分布も | 約130人 |
| 猫島 | ねこしま | 常陸国真壁郡猫島郷などの地名由来 | 広島市中区に多い | 約80人 |
| 猫崎 | ねこざき | 桓武天皇系統の平氏(大掾氏)由緒説 | 茨城に多い | 約60人 |
| 猫山 | ねこやま | 越後国蒲原郡猫山郷などの地名由来 | 北海道(富良野市など) | 約50人 |
| 猫西 | ねこにし | 方位由来の地名(西側)説 | 奈良・広島など | 約40人 |
| 猫沖 | ねこおき | 海・川の沖合地名由来 | 北海道・広島・山口 | 約40人 |
| 猫石 | ねこいし | 岩・石の小字由来 | 大阪・京都 | 約30人 |
| 猫矢 | ねこや | 「屋」(家)を示す「矢」=猫屋の転 | 埼玉・東京・大分 | 約30人 |
| 猫平 | ねこひら | 平坦な地形の小字由来 | 岩手集中 | 約20人 |
| 猫屋敷 | ねこやしき | 屋敷名・集落名由来 | 岩手・北海道 | 約20人 |
| 猫橋 | ねこはし | 「猫が渡る橋」伝承由来(大分) | 大分など | 約20人 |
| 猫垣 | ねこがき/なこがき | 垣(境界)小字由来(福岡) | 福岡 | 約20人 |
| 猫戸(猫堵) | ねこと/ねこど | 戸口・城門などの小字由来 | 愛知・三重 | 約10人 |
| 猫葉 | ねこば | 小字・地物(葉=端・端地)由来 | 広島 | 約10人 |
| 猫屋田 | ねこやだ | 「猫屋町」系の田地名由来 | 広島 | 約10人 |
| 猫谷 | ねこたに/ねこや | 谷地名の小字由来 | 各地 | 少数 |
| 猫村 | ねこむら | 村名由来 | 各地 | 少数 |
| 猫安 | ねこやす | 小字・屋号由来(安=安居) | 各地 | 少数 |
| 猫渕 | ねこぶち | 川渕の小字由来 | 各地 | 少数 |
| 猫羽 | ねこは/ねこま | 小字・地物名由来 | 各地 | 少数 |
こうしてみると猫がつく苗字は結構ありますね~。
そうなると今度は気になるのは名前の方です。苗字の方はまだ猫がつくのはありそうですが、名前の方は猫がつく名前ってあるのですかね?龍とか馬とかはありますが猫は記憶にないですね~。これもコパイロットに聞いてみました。
「実は「猫」という字は人名用漢字に含まれているので、下の名前に使うこと自体は可能なんです。ただし、龍や虎・馬のように古来から武勇や吉祥の象徴として盛んに使われてきた字と違い、猫は日本の伝統的な名付け文化ではあまり一般的ではありません。そのため実際の戸籍上の名前としてはかなり珍しい部類に入ります。」
よほど難読だったりキラキラネーム出ない限りは名前に猫をいれても良さそうですね。
で、実際に確認される猫のつく名前はというと…
(名付け辞典や命名サイトに登録されているもの)
・夜猫(よねこ)
・猫葉(ねこは)
・音猫(ねねこ)
・猫都(ねこと)
・猫八(ねこはち)
・猫舞(ねこむ)
・希猫(きねこ)
・優猫(ゆねこ)
・心猫(ここね)
・美猫(みねこ)
・柚猫(ゆずね)
・猫之助(びょうのすけ)(特殊読み)
・猫愛(びょうあ)(特殊読み)
があるそうです。う~ん、実際猫がつく名前の人には会ったことがないですね~。
また、猫が名前に使われにくい理由として
「・文化的背景 龍・虎・馬などは「強さ・勇ましさ・吉祥」を象徴するのに対し、猫は「気まぐれ・自由・妖しさ」といったイメージが強く、古来の名付け観では縁起字としてはあまり選ばれませんでした。
・呼びやすさ 「ねこ」という音がそのまま名前に入ると、愛称的・あだ名的に聞こえるため、正式名としては避けられがちです。
・近代以降の傾向 ペット文化やキャラクター文化の影響で、近年は「ここね(心猫)」「ゆねこ(優猫)」のように柔らかい響きで女の子の名前に取り入れるケースが出てきています。」
とのことです。猫のキャラクターがあんまり人名にはふさわしくないと考えられちゃうみたいですねw
・面白いポイント
「猫」は人名用漢字なので、役所で拒否されることはありません。
実際の使用例は少ないですが、創作やハンドルネームでは人気が高く、「ねねこ」「みねこ」などは可愛らしい響きとして定着しています。
「龍」「虎」「馬」が男性的な力強さを象徴するのに対し、「猫」はむしろ柔らかさ・可愛さ・自由さを表す新しい名付けの方向性として注目されています。
つまり、「猫」を下の名前に入れるのはレアですが、現代的・個性的な名付けとしては十分あり得るんです。 例えば「優猫(ゆねこ)」なら「優しい猫のように愛される子」、「心猫(ここね)」なら「心に寄り添う猫のような存在」といった意味づけもできます。」
近年猫はペットとして人気ですし、今後人名でも猫の名前がつく人は増えるかもしれませんね。
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