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猫は「有効成分170倍のキャットニップ」よりマタタビのほうを選ぶと判明…の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:3049日目)

3049日目です。ニケがまたたびつけたサメさんで遊んでます。
サメさんというよりはまたたびなめてるだけですねw

さて、「猫 マタタビ」で検索すると興味深い記事を発見。それがこちら。


昔、キャットニップはまたたびの英訳で同じものと思ってたのですが別のものです。
同じようなものと考えていましたがスペック的にはキャットニップの方が高いのに選ばれるのはまたたびのようで…では記事を見てみましょうか。

「岩手大学(Iwate University)と名古屋大学(Nagoya University)の共同研究によって、猫にマタタビとキャットニップを同時に提示すると、海外由来の9品種を含む22匹の純血種の猫のうち15匹がマタタビにだけゴロンと擦り付け反応を見せ、キャットニップだけを選んだ猫はわずか3匹だったことが分かりました。
屋外でも、6匹の地域猫のうち5匹が10晩の観察で計21回、いずれもマタタビに対して擦り付け・転がり反応を見せていました。
さらに驚くことに、化学分析を行うと、猫を反応させる成分(マタタビやキャットニップに含まれる魔法成分)は、キャットニップのほうがマタタビより約170倍も濃かったのです。
つまり”火力”ではキャットニップが圧倒的に勝っていたのに、現場ではほとんど見向きもされなかったわけです。
いったいなぜ、化学的にこんなに強いはずのキャットニップは、こんなにも猫に選ばれなかったのでしょうか?」

日本の大学機関の研究だったのですね~。またたびの反応のほうがいいのは日本だから…ではないのかな?w

・そもそも、なぜ猫はあの2つの植物に夢中になるのか?
「植物に詳しくない人にとって、キャットニップはマタタビの英語名のように思えるかもしれませんが、実は2つは異なる植物です。

マタタビは東アジア原産のつる性植物
キャットニップは欧米でおなじみ、シソ科のハーブ

この2つはどちらも葉や茎に、空気中にフワッと漂う特殊な香り成分を含んでおり、それが猫の鼻にスイッチを入れていると考えられています。
猫がこの匂いを嗅ぐと、顔をこすりつけてゴロンと身をよじる、あの自己塗布行動(植物成分を自分の体に塗りつける行動)が引き出されます。
実はこの行動、ただ気持ちよくなっているだけではないことが、宮崎雅雄教授ら同じ研究チームの過去の研究で分かっています。
猫がこれらの成分を体にこすりつけると、なんと蚊が寄ってこなくなるのです。
つまりあの恍惚ダンスは、猫の祖先が獲得した「自分専用の天然虫除けスプレーを塗る防虫行動」でもあったというわけです。
猫はただ気持ちよくなっているのではなく、薬草を活用する達人だったのかもしれませんね。
ここまでで分かっているのは、両者とも猫を反応させる薬草らしい、ということ。
この2つを”同じ条件で直接比べた研究”は、これまでほとんどありませんでした。
理由はシンプルで、両者は地球の反対側に生えていて、自然界では同じ場所で出会わないからです。
キャットニップは欧米の庭園ハーブ、マタタビは東アジアの山林の植物。
野生の猫が両方に同時に出会う場面は、地球上どこを探してもまずありません。
だからこそ「猫はどっちを選ぶの?」という素朴な疑問は、長らく答え合わせができないままだったのです。
そこで研究チームは、ある実験を計画します。
「猫自身に近づくか無視するかを決めさせる」自由選択で、両者をガチンコ対決させてみよることにしました。」

またたびとキャットニップ、両方蚊よけの効果があるようで…ようは生きるためにつけるわけですが、楽しそうに身に擦り付けてるのはなんででしょうね?もっと義務的にやってもいいのでは?w
そしてキャットニップは養殖、マタタビは天然物みたいですね~。

・猫はキャットニップ派よりマタタビ派が圧倒的
「研究の舞台は、岩手県盛岡市の民家の庭でした。
研究チームは、あらかじめ庭で栽培していたキャットニップのすぐ近くに、採れたてのマタタビの枝葉をポンと置きます。
庭は高さ1.2mの金網フェンスで囲まれていますが、猫はくぐったり乗り越えたりして自由に出入りできる――まさに「猫の意思しだい」の条件です。
夜行性の猫の行動をとらえるため、地面に暗視カメラを設置。
夕方6時から翌朝5時まで、6月から9月にかけて雨の日を除き、延べ22晩にわたる観察が行われました(うちマタタビの枝葉を置く最初の実験は10晩)。
カメラに映ったのは、外見で識別できる6匹の地域猫。
そのうち5匹が、合計21回もの「ゴロンゴロン擦り付け反応」を見せました。
しかし、そのターゲットは――例外なく、すべてマタタビだったのです。
ぐ隣に元気に生えているはずのキャットニップにも、収穫したばかりのキャットニップの葉にも、擦り付け反応を見せた猫は一頭もいませんでした。
「植物の見た目で判断しているだけかも?」と研究チームは考え、次の実験を用意します。
両方の植物から成分だけを取り出した抽出液(葉をすり潰して溶媒で成分を抽出した液体)を、1つのレンガの左右両面に塗り分けて庭に置いたところ、結果はやはり同じ傾向でした。
マタタビ側にだけ反応する猫はいても、キャットニップ側にだけ反応する猫は1匹もいませんでした。
ただし、ここで一つ疑問が残ります。
「これは、日本の地域猫がたまたまマタタビに慣れているせいでは?」
研究チームはまったく同じ疑問を抱き、追加実験として、日本国内の2つの施設で飼育されている純血種の猫22匹を集めました。
しかも最大のポイントは、これら22匹が飼育記録の上では本研究までマタタビにもキャットニップにも与えられたことのない個体ばかりだったこと。
経験による影響をできるだけ抑えた、まっさらに近い状態でのテストでした。
結果は――
マタタビにだけ反応            15匹
キャットニップにだけ反応        3匹
両方に反応                        1匹
匂いは嗅いだがゴロンとはしない   3匹
統計的にも、マタタビへの反応がキャットニップに対して有意に多いという結果になりました。
「マタタビ優位」は日本の地域猫だけに限られた現象ではなく、海外由来の品種を含むさまざまな猫にも見られる傾向である可能性が、ここで初めて科学的に示されたわけです。」

上記しましたが日本の猫だからマタタビの方に反応するのでは?という疑問にちゃんと実験で回答を出してますねw」

・猫は「有効成分170倍のキャットニップ」よりマタタビのほうを選ぶと判明――問題は成分濃度ではない
「研究チームがキャットニップ抽出液を徹底分析した結果は、誰もが目を疑うものでした。
キャットニップには、猫の反応を引き起こす主成分(シス-トランス型ネペタラクトン)が、葉1グラムあたり9.1ミリグラムも含まれていました。
一方、マタタビ抽出液で測定された有効成分(シス-トランス型ネペタラクトール、イソイリドミルメシン、ジヒドロネペタラクトンの3種類)の総量は、葉1グラムあたりわずか53.4マイクログラム――マタタビの有効成分はキャットニップの約170分の1しかなかったのです。
化学的な”火力”では、キャットニップはマタタビを圧倒的に上回っていたわけです。
キャットニップは、効く成分が入っていないわけでも、実験室で効かないわけでもない。
それなのに、自由に選べる条件のときだけ、なぜか猫が選ばない――これが今回浮かび上がった、本当の謎でした。
問題はその理由です。
研究チームが最有力候補として挙げるのは、「生のキャットニップは匂いが強すぎる」という説でした。
新鮮で元気な植物体は、活性成分を四六時中ドバドバと放出し続けます。
その持続的で濃すぎる香りが、かえって猫を「うっ、ちょっと近寄りたくない」と感じさせている可能性があるのです。
興味深いのは、似た観察が、なんと250年以上前にも記録されていた点です。
1768年、イギリスの園芸家フィリップ・ミラーが著書『園芸家辞典(The Gardeners Dictionary)』のなかで、「猫はしおれたキャットミント(キャットニップの旧称)を特に好み、大量に元気に生えているときは、あまり興味を示さない」という趣旨を書き残しています。
科学的な統制実験ではなく、園芸家の観察日記レベルの記録です。
ですが、今回の最新の研究結果と、驚くほど一致しています。
そしてこの仮説が正しいとすると、市販の猫グッズの多くが「乾燥キャットニップ」を使っていることを説明するヒントになるかもしれません。
乾燥の過程で揮発性成分の一部が空気中に飛んでいき、ちょうどよい”濃度”に落ち着く。
だからこそ猫がよく反応するのかもしれません。
「強ければ強いほど効く」ではなく、「ちょうどよいから効く」。
これがどうやら、猫の嗅覚世界のルールのようなのです。」

キャットニップがあんまり好まれないのは「匂いが強すぎる」せいみたいですね。強烈な効果より適度な匂いを好む、というのは猫らしい選択ですね。

・猫はマタタビで進化したのか?
「マタタビは「いろんな楽器が絶妙なバランスで演奏する室内楽」だとしたら、キャットニップは「強力なソリストが1人で歌い上げる」タイプと言えるでしょう。
総量こそ少なくても、この多彩さが、猫の鼻にちょうどよいハーモニーを届けていると考えられています。
さらに驚くべきは、マタタビには「噛まれたり傷つけられたりすると、成分がさらにパワーアップする」仕組みが備わっています。
猫がマタタビを舐めたり噛んだりすると、葉から放出される成分の種類が増え、香りはより複雑に、防虫効果も強まっていく――つまりマタタビは、猫が触れば触るほどご褒美を増やしてくれる植物なのです。
一方のキャットニップは、葉を傷つけても出てくる成分は基本的に変わらないまま。
「強いけれど一本調子」だったわけです。
最近、ヨーロッパヤマネコ(飼い猫と近縁の野生ネコ)を野外で観察した研究によると、彼らもまたキャットニップよりマタタビにより頻繁に反応する傾向が見られたといいます。統計的にはっきり有意とまではいえない予備的な結果ですが、飼い猫だけでなく野生のネコ科動物にも同じ傾向がある可能性を示す傍証として、今回の発見ととてもよく噛み合っています。
これまで、マタタビとキャットニップは「同じように猫を狂わせる植物の代表選手」として並列に語られてきました。
しかし、もしキャットニップが自然条件では猫を強く惹きつけないのだとすれば――?
これらの結果から研究チームは論文の中で、以下のような進化シナリオを推測仮説として提示しています。
①ネコ科動物は進化の過程で、複雑な香りを放つマタタビの仲間と出会い、その香りを認識する嗅覚と、それを体にこすりつけて防虫スプレーとして使う性質を獲得した
②その嗅覚が、たまたま似た系統の成分を出すキャットニップにも反応してしまった
③そのため現代の人間には、両方とも「猫が好きな植物」のように見えていただけかもしれない
そう考えると、海外由来の品種を含むさまざまな猫が一様にキャットニップよりマタタビを選んだ理由や、実験室内で最も効くことが確認された成分のみを抽出しても、自然なマタタビとの比較で安定した反応を引き出せなかった理由もひとつながりに見えてきます。」

またたびは噛むと効果が増すそうです。ウチで使ってるのは粉末またたびなんで噛むというのはないですが、猫ちゃん的には噛めるまたたび、葉や枝とかのほうが喜ぶのかな?

以上、猫は「有効成分170倍のキャットニップ」よりマタタビのほうを選ぶと判明…の話でした。

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