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猫科動物だけがまたたびに反応する理由の話(我が家のネコ(ニケ)の成長記録:2718,2719日目)

2718,2719日目です。ニケがあごのせ枕で遊んでます。
ニケにしては激しく遊んでますが…これはまたたびの粉をふりかけたからですね。ニケは遊ぶ時は大人しめなんですが、たまには我を忘れて激しく遊ぶのもアリかと思います。

さて、このまたたび、最近の研究で蚊よけの効果があるのがわかっています。なので猫はその進化の過程でまたたびに過敏に反応してすりすりしたりするのが生き残ってきたのではないか?と考えられています。
でもそれなら猫だけでなく犬とか猿とか、または人間もまたたび大好きでもいいのではないか?と思うんですが今のところ猫(と猫科)だけしか反応しないようです。
なぜ猫しか反応しないのか?そのへんGoogle検索で調べてみましたがうまく結果が出てきませんでした。なのでChatGPTに聞いてみたら以下の返答をもらえました。

・猫科動物だけがまたたびに反応する理由
「✅ 現時点でマタタビ反応が確認されているのは:
・イエネコ(Felis catus)
・ライオン
・トラ
・ヒョウ
・ジャガー
・ユキヒョウ
→ これらはすべて**ネコ科(Felidae)**に属しています。

📌 特徴的なのは、「ネペタラクトール」や「ネペタラクトン(キャットニップの主成分)」に対し、
・鼻の受容体が特別に反応
・快感を感じたり、こすりつけたりする行動を取る
という行動が猫科動物のみに観察されるという点です。

🐭 猫科以外の動物はどうなの?
以下の動物たちには「マタタビ反応」は基本的に見られません:

・イヌ 反応なし(またたびに無関心)
・ウサギ 反応なし
・ハムスター 反応なし
・フェレット 一部嗅ぐけど反応なし
・サル・類人猿 基本的に反応なし(少なくとも「こすりつけ」はない)

❓ なぜ猫科だけ?
これについては、まだ完全に解明されているわけではありませんが、現在考えられているのは:

・進化的適応説:猫科動物は茂みや草むらで待ち伏せ狩りをする習性がある。
蚊や吸血性の昆虫に刺されやすいため、化学的忌避物質を体に塗る行動が進化した。
・嗅覚受容体の特異性:ネコ科は「OR2AG1」などの特定の嗅覚受容体が発達していて、ネペタラクトールやネペタラクトンに強く反応する。
行動強化:またたびやキャットニップに反応して擦りつける行動自体が「快感を伴う」ため、蚊よけ以外に**報酬系の脳内物質(ドーパミンなど)**が関与している可能性がある。

🔍 猫科以外で“似た行動”を取る動物は?
実は、ゾウがアリよけに特定の植物をこすりつける、**カラスがアリを使って羽毛の手入れをする(蟻浴/アンティング)**など、似たような「化学的防御・虫よけ」の行動は他の動物にもあります。
ただし、またたびに特異的に反応するのは猫科だけのようです。

🔚 結論
猫科以外の動物はまたたびに基本的に反応しません。
それは「蚊よけの行動」が猫科特有の進化によるものだからです。
またたびの成分に反応する嗅覚受容体が猫科に特化して発達していると考えられています。」

猫がまたたびを蚊よけに使うのは、たまたまそれが猫にとって都合がよかったから、のようですね。

例えば他に猫のように蚊のいる環境で長時間待ち伏せして獲物を狙う動物もいますが、ワニとかヘビとかカエルとか、あとはカマキリのような昆虫ですね。これらは環境やその身体の構造的に血を吸われることは少ないようです。

あとは人間も待ち伏せで狩りをする動物といえますが、大昔の人間は泥や灰を肌につけたりまたは特定の植物を擦り付けたりして防いでいました。

まあ現代の我々は蚊よけにはもっといいものが色々あるのでいまさらまたたびを付ける必要はなさそうですね。

以上、猫科動物だけがまたたびに反応する理由の話でした。

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