2567日目です。ニケが美味しそうにお刺身食べてます。
ニケはドライフード以外あんまり食べませんが、唯一お刺身だけは完食する程度には好きみたいです。
というわけでネタを探すために「猫 刺し身」で検索するとこんな記事を見つけました。
一応あげる刺し身は事前に調べてあげても大丈夫かを確認してます。ですが何かの拍子にダメな刺し身を上げてしまった場合の対処法を事前に学んでおくのは大切かと思います。
というわけで記事を見ていきましょう。
・猫に与えてはいけない魚介の刺身
「エビ、カニ、ホタテなどの甲殻類、および貝類の刺身は猫にチアミン(ビタミンB1)欠乏症を引き起こすおそれがあるため、与えてはいけません。これらの刺身には、チアミナーゼという酵素が多く含まれています。この酵素は、チアミン(ビタミンB1)を分解する作用をもっています。そのため、これらの刺身を猫がたくさん食べてしまうと、体内のチアミンが分解されてしまい、チアミン欠乏症を引き起こすのです。
チアミン欠乏症の症状
・脚気(かっけ:ビタミンB1不足により、神経機能の調節や消化機能が衰える状態。主な症状は、全体の倦怠感、食欲不振、手足のしびれ、むくみなど)
・疲労
・筋力低下
・歩行障害
・視力障害
・発作」
私は家では食べるお刺身はマグロの赤身やカツオのタタキくらいですね。なので上記のものの中では食べるものはないかな?お刺身ではないけどエビは天ぷらにすることがありますね。
・青魚の刺身
「アジやサンマ、サバは「イエローファット(黄色脂肪症)」に注意
アジやサンマ、サバは高度不飽和脂肪酸という物質を豊富に含みます。猫がこれらの魚をたくさん食べると、高度不飽和脂肪酸の過剰摂取によりイエローファット(黄色脂肪症)を起こすおそれがあります。
イエローファットの症状
・元気消失
・食欲低下
・疼痛(とうつう)
・脱毛」
青魚の刺し身も家では食べませんが、アジ、サンマ、サバも焼いたり煮たりで食べるので、生の状態で食べられないように注意しないといけませんね。調理済や干物はニケにあげるには味が濃すぎますね~。
・貝類の内臓
「2月~5月のアワビ類やサザエの内臓(中腸腺)には、ピロフェオホルバイドという化学物質が含まれています。これはクロロフィルaの誘導体で、日光や紫外線を当てると強い赤色の傾向を放つ特性をもっています。
猫がアワビを食べて腸管からピロフェオホルバイドaを吸収すると、血液を介して生体内各組織細胞に運ばれます。この物質の存在下では、光により活性化された酸素が細胞膜を構成している脂肪酸などを酸化して酸化脂質を作ります。そして、この酸化脂質が生体膜の組織細胞を破壊、そのほか各種の障害を誘発し、毛細血管の透過性を高めて、皮膚にかゆみを生じると考えられています。東北地方では、「春先のアワビのツノワタ(内臓)を食べさせると猫の耳が落ちる」という言い伝えが古くからあります。
光線過敏症の症状
・皮膚のかゆみ
・皮膚の疼痛
・皮膚の赤み
・脱毛」
アワビやサザエなんて自宅で食べるなんて贅沢したことありませんw
・鮮度の悪い赤身魚の刺身
「ある種の細菌は魚肉を汚染して増殖すると、魚肉のたんぱく質を構成するヒスチジンからヒスタミンを産生します。ヒスタミンはアレルギー反応の際に生じる物質でもあり、これを猫が食べるとヒスタミン中毒を引き起こし、アレルギーのような症状が見られる場合があります。マグロやブリ、カツオなどの赤身の魚はヒスチジンを多く含むため、ヒスタミン中毒の原因になりやすいのです。
ヒスタミン中毒の症状
・皮膚のかゆみ
・皮膚の赤み
・下痢
・嘔吐(おうと)
・食欲不振
・元気消失」
ニケに赤身魚のお刺身をあげるにしても鮮度には注意しないといけませんね。
・猫に刺身を与えるときの注意点
「・猫に与える刺身はごく少量、猫のひと口サイズで
基本的に、猫に刺身を与える必要はありません。どうしても与えたい場合には少量にしましょう。マグロを始め刺身には、猫の健康にいい成分も含まれていますが、必要な栄養成分はすべてキャットフードに含まれています。さらに、マグロには、チアミン欠乏症のリスクもあることを考えると、刺身を与えるメリットよりもデメリットのほうが多いと言えます。そのため、どうしても与える場合は、ごく少量、具体的には猫のひと口サイズくらいにしましょう。
・刺身は身だけを与える
刺身を猫に与える場合は、身だけを与えるようにしてください。骨やしっぽは猫の食道に詰まったり、刺さったりしてしまう危険性があります。内臓はアワビのように有毒物質や、寄生虫を含んでいる可能性があります。したがって、刺身を与える際には身だけを与え、骨やしっぽ、内臓などは決して与えてはいけません。
・アニサキスのような寄生虫に注意
生魚には寄生虫がいる可能性があるため、釣ってきた魚を自分で調理して猫に与える場合は注意が必要です。下処理は、できるだけ魚屋さんやスーパーのプロに任せたほうがいいでしょう。
生魚によく見られる寄生虫にアニサキスがあります。アニサキスは線虫の一種で、サバやアジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどによく見られます。アニサキスに感染すると、食後数時間で激しい腹痛や嘔吐などが症状として現れます。人での症例がほとんどですが、猫でも同じような症状が見られる可能性があります。アニサキスを予防するためには、魚介類の生食を避け、冷凍処理をしましょう。
・味付けした刺身や、刺身の加工食品は猫に与えない
味付けした刺身は塩分過多になるおそれがあるため、与えてはいけません。腎臓病の原因になる場合があります。また、味付けに玉ねぎやニンニクを使用していると、中毒を引き起こす場合があります。これらの食材は猫の赤血球を破壊し、貧血の原因となります。
食物アレルギー
どんな食材についても食物アレルギーの可能性が考えられますが、刺身がその原因になる場合もあります。アレルギー体質の猫の場合は、特に注意してください。また、初めて与える際は、ごく少量ずつ与えて様子を見るのがいいでしょう。」
基本的に身を小さく切って少量あげるようにしています。釣りの趣味はないので寄生虫がいそうな刺し身をあげることはなさそうですし、味付けした刺し身も注意してあげないようにしています。この中では食物アレルギーに注意ですかね。こればかりは大丈夫そうでも食べた後でないとわからない場合がありますね。
・こんなときは猫に刺身を食べさせないこと
「療法食を処方されている場合
腎臓病やアレルギーなどで療法食を処方されている猫には、刺身を与えてはいけません。療法食以外のものを与えてしまうと、効果がなくなってしまうおそれがあるからです。
免疫が不十分な子猫や老猫
免疫が十分にない子猫や老猫などの場合、少量の病原体でも感染が成立してしまうおそれがあります。刺身は生食のため、多少なりとも細菌が付着していますし、寄生虫のリスクもあります。そのため、子猫や老猫には、これらの感染を予防するためにも刺身を与えないほうがいいでしょう。」
今のところニケは薬や療法食は食べてないですね。ニケも7歳を過ぎてシニア期に入りましたから、もう少し年をとったらお刺身あげるのは考えないといけないですね。
・猫にとって危険な刺身を食べてしまった場合の対処法
「・家庭内ですべき対処
誤食を確認したら、猫がそれ以上食べてしまわないよう、すぐにその場から離してください。そして、なるべく早く動物病院を受診してください。
猫が下痢や嘔吐などの症状を示している場合は、うんちや吐しゃ物を動物病院に持参して検査してもらうといいでしょう。また、何をどのくらい食べたのか、いつからどのように症状が表れているのかをメモして獣医師に伝えると診断の助けになります。
・病院での対処法
誤食の直後であれば、吐かせる処置や胃洗浄などを行う場合があります。嘔吐や下痢などにより脱水症状を起こしている場合は、点滴により水分を補います。症状がひどい場合には、下痢止めや吐き気止めの薬を使うこともあります。」
冷静な対応が求められますね。上げたモノ、量をチェック、うんちや吐瀉物があったら採取、そして即病院、でしょうか。
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